リゼロのレグルス・コルニアスとは?

CHARACTER|TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト
『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称リゼロ)に登場するレグルス・コルニアスは、大罪司教の一人であり、「強欲」を司るキャラクターです。彼は物語の中でも特に強大な力を持つ敵キャラクターの一人であり、その独特な能力と冷酷な性格が特徴です。
レグルス・コルニアスの人物像
レグルスは白髪で白い服を着た青年の姿をしており、一見すると優男のように見えます。しかし、実際には自己中心的で極端なまでに自分の「自由」を求める狂気的な性格を持っています。
彼は「結婚」という概念に執着しており、多くの女性を妻として従えているものの、それは彼の自己満足のためであり、相手の意思は全く尊重していません。この歪んだ価値観こそが彼の「強欲」を象徴しており、彼が大罪司教にふさわしい存在であることを示しています。
レグルス・コルニアスの能力
『獅子の心臓』
レグルスの権能(特殊能力)は**「時間停止」**に関するものです。彼は自身の時間を停止することで、
- あらゆる外部からの攻撃を無効化する(時間が止まっているため傷つかない)
- 自身の肉体が疲労せず、老化もしない
- 水の中でも窒息せずに行動できる
という極めて強力な防御性能を持っています。さらに、彼が攻撃する際には自身の時間を再開し、相手に一方的にダメージを与えることが可能です。
ですがこの能力には欠点があります!
それは
行使中は自身の心臓が物理的に止まってしまうという点。
一見、弱そうに見えますが2つ目の権能でそれを補っています、、、
『小さな王』
小さな王の能力によって獅子の心臓の欠点が補われています
- 他人の心臓に自分の「擬似心臓」を寄生させる。
- これにより、『獅子の心臓』の永続的な無敵化が可能となる。
レグルスはこの能力で自分の嫁たちに疑似心臓を寄生させて獅子の心臓を使い続けることができます
だがエミリアが嫁たちを凍らせて一時的に心臓を止めたことでレグルスを倒すことができた
『強欲』を象徴する戦い方
彼の戦闘スタイルは、自分は無敵のまま一方的に相手を攻撃するという理不尽なものです。まさに「欲しいものは全て手に入れる」という強欲の権化とも言える戦闘方法であり、リゼロの中でも最強クラスの敵キャラとして描かれています。
レグルス・コルニアスの元ネタ
リゼロのキャラクターは、それぞれ神話や宗教的なモチーフを持っていることが多いですが、レグルス・コルニアスにもいくつかの元ネタが考えられます。(あくまで考察です)
1. 「レグルス」の名前の由来
「レグルス(Regulus)」は、ラテン語で「小さな王」という意味を持つ言葉であり、しし座のα星(獅子の心臓)を指します。彼の能力「獅子の心臓」とも関連しており、「王としての絶対性」「揺るがぬ存在」を象徴していると考えられます。
2. キリスト教の「七つの大罪」
リゼロには「大罪司教」という存在が登場しますが、これはキリスト教の「七つの大罪(Seven Deadly Sins)」が元ネタとなっています。レグルスが司る「強欲(Avaritia)」は、富や権力を際限なく求める欲望を表しており、彼の自己中心的な行動と一致しています。
3. ギリシャ神話の「ライオン」
ギリシャ神話には「ネメアの獅子」という怪物が登場します。このライオンはどんな攻撃も通じない無敵の毛皮を持っており、まるでレグルスの能力のようです。彼の「無敵の防御力」は、この神話の獅子がモデルになっている可能性があります。
まとめ
レグルス・コルニアスは、リゼロの中でも特に異質な存在であり、圧倒的な力を持つ敵キャラクターとして描かれています。彼の「時間停止」というチート級の能力や、元ネタの要素を考えると、非常に緻密に作られたキャラクターであることがわかります。
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